健康

科学

コーヒーを飲む人は大腸がんの最初リスクが大幅に低下した(ワーゲニンゲン大学)

朝のコーヒーで体を目覚めさせる。   そんな習慣がある人も多いかと思います。   コーヒーを飲む習慣というのは、カフェインに依存してしまう可能性を高めるということも囁かれていますが、そもそもそんなことを気にせずに飲んでいる場合もあるでしょう...
科学

【研究】バイアグラなどのED治療薬がアルツハイマーのリスクが50%を下げる可能性(クリーヴランドクリニック、他)

勃起不全(Erectile Dysfunction)の治療薬として代表的なバイアグラ。   EDの治療薬といえば有名すぎるほど有名な薬です。   バイアグラの有効成分であるシルデナフィルは、ホスホジエステラーゼ5(PDE5)という酵素を阻害...
科学

【研究】画面を通した刺激が子どもに及ぼす影響(ミシガン大学、他)

子どもを育てる上では、テレビの画面やタブレットで知育になる動画やアニメなどを流す“スクリーンタイム”は、家事に追われる親の負担の軽減に大きく貢献してくれます。   スクリーンタイムは適度に触れさせる分には子どもの脳育に効果的かもしれません。...
科学

【研究】イソロイシンを制限したマウスは寿命が最大33%伸びた(ウィスコンシン大学)

食べ物を摂取するということは、体内で複雑な化学反応を経て栄養となり吸収されていくことにつながります。   現在の科学ではそのメカニズムの完全な解明には至っていませんが、ある特定の物質を制限すると、どのような反応が起こるのかを予測することはで...
科学

【研究】最新の研究で明かされた早期認知症リスク増加に関する要因(エクセター大学、他)

もの盗られ妄想をしてしまう、料理などの複雑な作業ができない、言葉の意味が分からなくなる……認知症の初期症状にみられるこれらの症状。   老化に伴って発症するリスクが高まる認知症ですが、若年層(65歳未満)でもその危険性は十分にあります。  ...
科学

【研究】毎日9,000~10,500歩で座ることによる運動不足がチャラに(シドニー大学)

「一日1万歩」というのは、健康的な習慣の一つとして耳にしたことがある方も多いかと思います。   身体活動が増えることは病気を予防するため、健康を手に入れるために必要な行為です。    デスクワークなど座ることの多い現代では、活動によるメリッ...
科学

ブロッコリーに含まれる抗がん化合物が血栓の予防になる可能性(シドニー大学)

消費量が多く、国民の生活上重要性が高い野菜として位置づけられるものは「指定野菜」と呼ばれています。   安定供給が望まれる品目であり、もし価格が下落したとしても国からの補助によって農家の生産がサポートされる仕組みとなっています。   202...
科学

【スルフォラファンの魅力】抗老化・美肌・炎症・ガン・うつ予防

今回はブロッコリーに含まれる成分の一つである、「スルフォラファン」についてのお話です。   予防おばけスルフォラファンの力をまとめてみましたのでご覧ください。   【目次】 ①スルフォラファンの発見経緯 ②スルフォラファンの効果 ③スルフォ...
未分類

7大栄養素 ファイトケミカル

前回までの健康に関する記事では、スルフォラファンについての謎を残したまままとめていきました。   前回記事⇒「お風呂で簡単!細胞を復活させるHSPs(ヒートショックプロテイン)」   今回はそのスルフォラファンや関係する物質にフォーカスして...
科学

【研究】筋肉をつけるために、炭水化物はタンパク質と同じくらい大切(アングリア・ラスキン大学、他)

筋肉をつけるといったらタンパク質とすぐに連想されるほど一般に浸透してきたワードの組み合わせです。   若くして亡くなったマッスル北村こと北村克己氏は、黄身を捨て卵の白身のみ常飲するほどタンパク質の摂取にこだわった食事制限を行ったことで有名で...
科学

【研究】大規模研究で確認された超加工食品の有害さ(ディーキン大学、他)

シリアルやインスタントラーメン、安価で売られているハムやベーコン、はたまたほとんどの清涼飲料水などはいわゆる超加工食品(Ultra-processed food)と呼ばれ、生活習慣病やがんなど多くの健康に影響を与えると懸念されています。  ...
科学

【研究】動脈の異物の50%以上でプラスチックが見つかる(カンパニア大学)

最近、海底に溜まるプラスチックゴミやマイクロプラスチックが与える影響など、環境や生物とプラスチックに関係する話題が散見され、研究においてもそういった分野に注目が集まっています。   人間の健康に大きく関わってくる要素になるので、個人的にもそ...
科学

【研究】安価で手に入るある甘味料が高齢者の認知機能を高める可能性(キングス・カレッジロンドン)

オリゴ糖といえば、腸内細菌のエサとなることで腸内環境を整えてくれる糖として有名です。   腸内の環境を整えることは、体の調子を良くすることに直結することも知られており、肌荒れの改善から精神的な安定など様々な点でメリットがあるとされています。...
科学

【研究】ほぼ全ての胎盤でマイクロプラスチックが発見される

以前、マイクロプラスチックによってヒト脳由来ミクログリア細胞株(HMC-3)が炎症反応を起こすという旨の研究記事をまとめました。   直径5ミリメートル以下の小さなプラスチックいわゆるマイクロプラスチックは、自然界で分解されにくい上、空気や...
科学

【研究】断食が身体の炎症を抑える理由はアラキドン酸が関係しているかもしれない(ケンブリッジ大学)

2016年3月に東京工芸大学大隅良典栄誉教授が「オートファジーに関連する研究」でノーベル賞を受賞して以来、その現象を発現するスイッチとなる“断食”に注目が集まるようになりました。   オートファジーとは、細胞が飢餓状態になった際、細胞自身の...
科学

【研究】断続的な断食が人間の脳に変化をもたらす可能性を示唆

ファスティングといえば、健康習慣の一つとして近年よく耳にするようになりました。   胃に物を入れないことで消化活動抑え、内臓を休ませたり、長寿遺伝を活性化できると考えられています。   国立老化研究所やウィスコンシン大学が行った過去の研究で...
科学

【研究】肥満を予防する腸内細菌を発見(ヴァンダービルト大学)

脳は腸に栄養を効率的に送るための器官と言われるほど、腸は生物の体に大きく関わっています。   腸内環境を整うと、体の調子が良くなることはよく耳にする話であり、ヒトや動物に関わらない多くの研究でも明らかになっています。   そんな私たちの腸内...
科学

【研究】運動は記憶などの学習領域に大きな関係がある(ワシントン大学ら)

勉強の合間に運動をすると、脳が活性化され定着が良いとはどこかで聞いたことがある話です。    実際、運動をすることによって“やる気”や多幸感に関係する神経伝達物質のドーパミンが分泌され、その状態で勉強することで集中力がUPするとされています...
雑記

専門家が語る健康に長生きするための5つのこと(ディーキン大学)

医療技術の進歩によって平均寿命が伸びている昨今。     寿命の価値は、ただ長く生きることではなく、健康的に生きることにフォーカスされるようにもなってきました。    およそ寿命の25%は遺伝で決まり、残りは私達の生活習慣によって決まるとさ...
科学

【研究】夜勤で働く人のほとんどが睡眠障害を持っている(フローニンゲン大学ら)

以前の記事にて、夜勤が身体に及ぼす害について紹介したことがありました。   体内時計とも言える概日リズムの乱れが、ストレスホルモン異常を引き起こし、過食など生活習慣に悪影響を及ぼすといった旨の記事です。   今回もそんな夜勤によって強制的に...
科学

【研究】緑のある環境で生活している人はテロメアが長く、老化が遅い可能性がある(ノースカロライナ大学)【要約】

自然に囲まれることは、精神の健康や免疫システムの発達に至るまで、私たちの体に驚くべき効果が得られます。    海外には治療の一環として、自然の中で過ごすことを勧める医師もいるほどです。     人に大きなメリットを与える自然ですが、どうやら...
科学

【研究】大麻の使用によって精神病のリスクが4倍以上増加する可能性(キングス・カレッジ・ロンドン)【要約】

最近、大麻グミやそれらに含まれる成分(THCH)などで注目を浴びた大麻。    気分の高揚やリラックスなど様々な作用に加え、幻覚やめまいなどの副作用も無視できない課題として、規制の対象になっています。    実際のところ、長期的な大麻の使用...
科学

簡単にあざができてしまうのは、身体からの警告かもしれない

運動や家事などをしていると不意に起こるハプニング。    時には体を何処かにぶつけて痛い思いをし。衝撃の強さよってはその部位にあざができてしまうことがあります。    しかし、中には特に原因もないのにあざができていたことを懸念する人もいます...
科学

【研究】わさびは高齢者の認知能力を高めることが研究で判明【要約】

鼻を通るツンとした刺激、そして新緑を思わせる爽やかな香り……。    時にはその風味に涙を浮かべる人もいます。    そう、わさびです。       お寿司や刺し身のアクセントとして欠かせないこの刺激的な香辛野草ですが、実はその刺激に含まれ...
科学

【研究】辛い食べ物は長期的には健康に寄与するかもしれない【要約】

2023年9月、唐辛子の170倍の辛さのチップスを食べた米国の10代少年が死亡したことを受け、販売メーカーが同商品を販売停止にしたニュースがありました。    ミネソタ州のある学校で7人の生徒がこの激辛のチップスを一枚丸ごと食べるチャレンジ...
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