今回紹介するのは、週末を楽しむ若者たちを襲うコメディチックなホラー映画「キャビン(The Cabin in the Woods)」です。
週末、若者、モンスターというB級映画の要素がたっぷり詰まった作品とは言え、面白さはB級にあらず。
一言でいうと楽しく観れるホラー映画です。
スプラッターホラーやシチュエーションスリラーなど様々なホラー要素が散りばめられており、そういう内容を知っておくと更に楽しめると思います。
公式サイトの予告動画が結構なネタバレ要素なので、それを観ずに視聴てほしい作品です。
ではあらすじから……。
あらすじ
とある施設で研究者らが「日本支部とアメリカ以外は失敗した」というやりとりが行われていた。
彼らは“シナリオ”という何かを研究対象としているようだった。
ところ変わってバケーションを楽しむ準備をする若者たち。
大学生の男女5人は、週末の休みに人里離れたキャビンに泊まり込みで遊びに行くことにしていた。
道中、怪しげな人から「山小屋(キャビン)の所有者がコロコロ変わる」と不思議な話を聞かされた。
少し怪しみながらもキャビンに着いた若者たち。
彼らはそこの地下室で古いノートを見つける。
それは殺人鬼が綴った日記だった。
ひとりがノートに書かれた言葉を読み上げると、辺りの空気が明らかに変わった。
これから起こる恐怖の幕が開けた……。
ベタな設定が逆に面白い
陽キャな男女に初々しい女子、頭のキレる男に体育会系、古びたキャビンに怪しい日記……などいかにもありがちな設定で話しが進みます。
そんな彼らを監視する謎の組織や役割についてもストーリーが進につれて明らかになっていきますが、そのベタさ加減も中々見どころ。
というかそれを楽しむ映画でもあります。
また、面白いのは施設内で謎の賭けをしている研究者たち……、の後ろにあるホワイトボード。
ヴァンパイアやマミー(ミイラ)、シャイニングの双子などを示唆するモンスターたちの名前が記されています。
このことから、映画の中では様々な作品の幽霊や怪物が関係していることが分かります。
劇中では日本のモンスターも登場しますが、未視聴の方はそれが何かを予想しながら観てみてください。
ちなみにパッケージにはそのモンスターはいません。
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