歯よりも帆に目がいく人気の古生物~ディメトロドン~

生物
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石炭紀に繁栄した大森林は地球に大きな変化をもたらします。

  

光合成によって温室効果ガスである二酸化炭素を取り込み酸素を排出。

  

温暖だった地球が徐々に冷え、石炭紀の終わりには南半球で氷河が広がります。

  

その結果地球全体が寒冷化、氷河期が訪れたことによって石炭紀は終わりを告げつことになります。

  

流れに伴い、今回からの生物記事も石炭紀の次の時代であるペルム紀に移り変わります。

 

Age of Animals より

  

ペルム紀は2億8900万年前から2億4700万年前までに生物が栄えた時代です。

  

この時期から三畳紀にかけて、ユーラシア大陸やアフリカ大陸など現在に存在する諸大陸が一つに集まった“パンゲア大陸”が形成されていたとされています。

 

  

石炭紀に続いてシダ植物が繁栄し、両生類や爬虫類が地上を支配します。

  

恐竜(鳥類や現生爬虫類)の祖先でもある双弓類も現れ、豊かな生態系が築かれていきました。

  

またカンブリア紀からスタートした古生代の最後の時代でもあり、ペルム紀末期には地球上のおよそ90%の種が絶滅するイベントが待ち受けています。

 

今後はそんなペルム紀を生きた生物にフォーカスしていきたいと思います。

  

 

ディメトロドン

ディメトロドンの復元イメージ

  

ディメトロドンは約2億9,500万〜2億7,200万年前に現在の北アメリカに生息していた哺乳類型爬虫類の一種です。

 

全長は1.7〜3.5メートルであることが分かっており、体重は250〜300kgと推測されています。

  

ディメトロドンの骨格標本

 

ディメトロドンの学名はラテン語に由来し“2つの大きな歯”の意味を持ちますが、そんなものよりも目立つものが背中に見えますね。

  

彼が背中に背負う扇状の帆は、太陽の熱を効率的に体内に取り込んだり、体内の熱を外に逃すなどの体温調節に役立っていたと考えられています。

  

体重を250kgと仮定した場合、体温を26℃から32℃まで上昇させるためには必要な時間は、帆なしでは205分帆ありでは80分と大きな差があるそうです。(1970年レンディング大学より)

 

朝方であれば他の冷血動物よりも早く行動することができ、動きの遅い動物を捕食するなど生存競争では有利に立っていたことでしょう。

  

また帆によって仲間を見分けたり、メスに対してのアピールにも一役買っていたとされています。

  

また足跡の化石から考えるに、水上を走るトカゲのように二足歩行で歩くこともあったそうな……。

 

 

大きな図体で迫ってきたら怖いですね……。😭

 

  

色々と人気のディメトロドン

そんなディメトロドンですが、ジュラシック・ワールド炎の王国にも出演。

  

生体としての登場ではありませんが、ロックウッド邸に展示されています。

 

  

何ならおもちゃになって登場するほどの人気を博しています。

  

  

ゾイドでもディメトロドン種として登場するなど、古生代の生物の中でも特に人気な種類ですね。

  

  

  

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