今回は先日訪れた、福島県猪苗代町にある野口英世記念館の紹介です!
その日の午前中は凄まじい夕立に見舞われましたが、午後はしっかり晴れてドライブ日和でした!
福島の名所である猪苗代湖を見るのは初めてのことだったので、天気の良さも相まって良い景色を目に焼き付けることができました!
野口英世記念館はこんな感じで建っています。
ちょっと見つけにくいですね。(最初は素通りしてしまいました💦)
お土産屋さんや食事処が立ち並ぶ場所に、ちょっと広めな駐車場があるのでそこに車を停めることができるみたいです。
入口には野口英世の像があり、すぐ近くに受付がありました。
入館料は大人600円、子ども300円だそうです。
入館料を払うと順路に沿って見学することができます!
まずは野口家の生家から見学できます。
当時暮らしていた状況を再現しています。
人型の影は、野口清作(英世になる前の名前)が”志を得ざれば再び此地を踏まず”と柱に掘ったとされる場所ですね。
家の内部も見て回ることができます。
幼き頃の清作が転げ落ち、火傷によって運命を変えたとされる囲炉裏ですね。
生家の周りにも、石碑や母野口シカが洗い物をしたとされる川もありました。
生家から次の見学場所に行くと、野口英世のプロローグシアターを観ることができます。
英世自身が人生を振り返ります。
このシアターから先は、英世が勉強に使用した教科書や研究に使った顕微鏡など所縁のあるものが展示されていきます。
野口清作が使っていた教科書。
通っていた三ツ和尋常小学校の成績表。
成績表を見ると体操(体育)は“除”になっていますが、これは清作の左手の火傷によって体育が免除されていたからです。
算術は野口清作のみが100点。
他の教科も好成績を収めています。
仲の良かった野口大吉は、算術が59とボロボロな様子です…。
野口英世を支えた人達。
これは、一時帰国した英世が、再びアメリカに出発するときに撮った写真ですね。
左から、
・渡辺鼎(わたなべかなえ)
→英世の左手を手術した人物。
・石塚三郎(いしづかさぶろう)
→医師を目指し状況した英世と共に勉強した人物。帰国するきっかけを作ってくれた
・血脇森之助(ちわきもりのすけ)
→状況した英世を手厚く援助してくれた人物。借金をしてまで野口の渡米を後押ししてくれた。
・小林栄(こばやしさかえ)
→学校の試験官として英世の才能を見抜いた人物。英世が小林を“父”と慕う程尊敬されていた。
渡米後、英世が研究に使った器材たち。
続けて、黄熱病の研究で各地を飛び回った功績が展示されています。
ブースが変わると、野口の違った一面も見ることができます。
好きだった写真や自身が描いた絵なども見ることができます。
大西洋単独無着陸飛行に初めて成功したリンドバーグや発明王エジソンとも交友関係があったのは知りませんでした…。
順路を進むと、野口が研究していた細菌についてのことや野口の功績が一見できます。
まだ見どころはありますが、全部を紹介するのはもったいないのでこれくらいにしておきます!
見学が終わると入り口に戻り、お土産などのコーナーで買い物もできます。
本やTシャツ、書の写しやバッジなど大人も子供も喜びそうなグッズがありました!
団体客など結構人がいて驚きました。
少しでも知っていると「あ、これがあれか~」って楽しめる場所です。
大体50分くらいで回れると思います。
近くに寄った際は、スポットの一つとして良いかもしれませんね!
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