美術

芸術

闇深く歪んだ神話~我が子を喰らうサトゥルヌス~

フランシスコ・デ・ゴヤ(1746~1828年) 絵画カテゴリーは引き続きフランシスコ・デ・ゴヤの黒い絵シリーズを紹介します。   今回はローマ神話に登場する神(サトゥルヌス)が我が子を喰らうシーンを描いた作品“我が子を食らうサトゥルヌス”で...
芸術

ブリューゲルの風景画~雪中の狩人~

今回紹介するのはブリューゲルが描いた風景画“雪中の狩人”です。    それまでの認識では、風景画は宗教画や神話画の背景でしかありませんでした。    16世紀に入り、ようやく風景画というジャンルが確立されます。    そんな中でブリューゲル...
宗教

巨人を倒した選ばれし少年~ダビデとゴリアテ~

サウル王とダビデ いわゆる旧約聖書の話、イスラエルを率いた王にサウルという人物がいました。    神に選ばれたサウル王は、民を率いて幾多の戦いに勝利してきました。       しかし、一度だけ「アマレク人とそれに属する者たちを滅ぼせ」という...
宗教

神の怒りによって滅びた町~ソドムとゴモラ~

ベンジャミン・ウェスト作「ソドムから逃げるロト」 ソドムとゴモラは旧約聖書の物語に出てくる町の名前です。    町には悪が蔓延っていたため、神はふたつの町を滅ぼしてしまおうと考えます。    それを知ったアブラハムは、悪い者と一緒に良い者も...
芸術

イタリアルネサンス三大芸術家のひとり~ラファエロ~

ラファエロ・サンティ(1483~1520年)はレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び、ルネサンス期を代表する芸術家の一人です。    今回はそんなルネサンス期の巨匠と、彼が作った名画の一部を紹介しようと思います。   ラファエロ・サ...
宗教

死・戦争・飢饉・疫病~四人の騎者~

アルブレヒト・デューラー(1471~1528年)は北方ルネサンス期で最も名の知られた芸術家のひとりです。   彼の作品としては、15枚一組になっている木版画が有名です。   聖書の黙示録で説かれている世界の終わりを描き、その中でも“死・戦争...
芸術

モチーフは神曲のダンテ?~考える人~

オーギュスト・ロダンによる彫刻"考える人”は、世界で最も知られた芸術作品のひとつです。    この作品は、ロダンがフランス政府の依頼によって手掛けたものです。    元々は新設される装飾美術館の門扉”地獄の門”の飾りとして制作される予定でし...
神話

ルーベンスも描いた神々の揉め事〜パリスの審判 後編〜

ルーベンスも描いた神々の揉め事〜パリスの審判/ (前回記事) パリスの審判前編では、大まかなストーリーを紹介していきました。 後編では絵の中身に一歩踏み込み、何が描かれているのかを紹介していきたいと思います。       パリスの審判 ルー...
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