今後のシリーズ記事(前回までの韓非子に相当する記事)では、本谷拓氏が著した“誰も知らない帝王学”を参考に、知っておくと人生で役立つ考え方をまとめていこうと思います。
帝王学とは、伝統ある家系や家柄など特別が立場にある人が、その立場に相応しい能力を養うものの総称です。
正確には帝王学という学問があるわけではありませんが、貞観政要や孫氏の兵法などの古典はもちろん、偉人の伝記や作法書など諸々を含めて帝王学とされています。
本書からも、世界の様々な歴史から得られた人格者として生きるヒントが諸所に見受けられます。
記事を通し、そんな特別な人格教育の一端を知っていただけたらと思います。
本の中身を無作為に紹介するというよりは、自分の経験や歴史を照らし合わせて、「確かにその通りだな」と感じたり、古くから現代に至るまでの長き時を経て考察されてきた古典などを中心に記事化していきます。
特に古典や歴史については、本書では説明されていなかった訳や背景なども織り交ぜて紹介できればと思います。
まと言うわけで次回から更新スタートです!
第一回を飾るテーマは孫子の兵法より“百戦百勝は善の善なるものにあらず”です。
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