物質の大もとになっている要素~元素とニホニウム~

科学
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元素

  

元素と言えば、

“宇宙に存在するあらゆる物質の大元になっている要素”

ですね。

  

古代や中世においては、万物は土・空気・火・水の4大元素からできていると信じられていました。

  

時が経ち、実験や観測を重視する近代科学が発達すると、ロバート・ボイルによって粒子説が定義されました。

  

ボイルこう言いました。

  

ロバート・ボイル
ロバート・ボイル

化学反応によって、それ以上分割できない根源的な物質、それが元素である。

  

18世紀の科学者たちは、まるで大航海時代の幕開けのように、皆が元素探求に乗り出すことになります。

  

これら研究の積み重ねによって元素の概念が確立し、原子論や素粒子論に至るまで研究の幅が広がっています。

  

判明している限り、天然に存在する元素はおよそ90種類。

  

実際には118種類もの元素がありますが、これはサイクロトロンという粒子加速器を用いて人工的に作られているものがあるからです。

 

今回はその人工的に作られた元素の一つである“ニホニウム”について簡単に紹介していきます。

  

 

ニホニウム

  

ニホニウムは、原子番号30“亜鉛”の原子核と原子番号83“ビスマス”の原子核を衝突させることでつくられた113番目の元素です。

  

2016年、理化学研究所の森田浩介教授が率いる研究チームによって命名されました。

  

2003年の実験開始から1年でニホニウムの合成を確認したものの、決定的な証拠を発見したのはそれから8年後のことでした。

  

この9年間で繰り返される衝突はおよそ400兆回。

 

その中でニホニウムの合成が成功したのはたった3回のみです。

  

この元素の寿命は1000分の1と非常に短く、合成してから確認するに至るまでにはかなりの労力が必要になったと言われています。

  

この研究は、この世界がどのようにできているかを研究する基礎になることや、宇宙誕生時の事象をより正確に考えるための材料になるとされています。

 

また研究が進み、科学的、物理的性質が分かれば生活に応用できる可能性もあり、元素の歴史で考えると期待の新人もあります。

   

理化学研究所はこういった性質を研究する他、原子番号96“バナジウム”と原子番号23“キュリウム”を使って119番目以降の元素を追い求めています。

  

詳しくはコチラ!

理化学研究所公式HP (https://www.riken.jp/about/

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