恒星をエネルギーに変えるアイデア~ダイソンスフィア~

科学
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生物の進化はエネルギーの進化とも言えます。

 

原核生物から始まり、他を捕食しエネルギーを得る。

 

火を使うようになったのも、生物の歴史で言えばつい最近です。

 

今では核をも利用し画期的なエネルギーを得ることができるようになっています。

 

もし人類この先も繁栄を続けるとしたら、いつかは地球のエネルギーを使い尽くしてしまう日が来るかもしれません。

 

アメリカ合衆国の理論物理学者であるフリーマン・ダイソンは、恒星から直接エネルギーを得ることができる“ダイソンスフィア”を考えました。

フリーマン・ジョン・ダイソン 1923~2020年

 

ダイソンスフィア

gigazine.netより画像引用

ダイソンスフィアはエネルギーを自ら発する太陽のような恒星を取り囲み、すべてのエネルギーをコントロールしようと考えられた構造物です。

 

簡単に言えば、太陽光パネルで太陽を包むようなものですね。

 

映画のスタートレックなど、SF作品などではこのダイソンスフィアを参考にした構造物などが見受けられることがしばしばあります。

 

その形の多くは、恒星を卵の殻で包むようなイメージで描かれることが多いです。

 

しかしダイソン教授の研究論文では、小さな構造が密集して恒星を取り囲んでいる“雲”のようなイメージが正しいとされています。

 

もし宇宙人がいるなら…

もし宇宙に高度に発達した文明があるならば、このダイソンスフィアの原理を使うであろうと仮定されています。

 

現在人類が観測できうる恒星が、急に暗くなったり明るくなったりしたした場合、ある文明がダイソンスフィアを使っているのかも知れないということも、ある意味ロマンですね…。

 

因みに、ロシアの天文学者ニコライ・カルダシェフは、文明を3つのレベルに分けています。

 

LV1:一つの惑星のエネルギーを全てコントロールできる

LV2:一つの恒星系のエネルギーを全てコントロールできる

LV3:一つの銀河のエネルギーを全てコントロールできる

 

ニコライ博士のこの説で考えると、現在の人類でさえ宇宙レベルでは文明というにはまだほど遠いってことですね。

 

F・J・ダイソン「太陽系の外の生物を探そう」

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