食事

科学

玄米に含まれるアブシジン酸とフィチン酸がヒトへ与える影響

玄米に含まれる成分の中でも、近年特に注目されているのが アブシジン酸(ABA) と フィチン酸(Phytic acid) です。  これらは植物が外敵から身を守るために作り出す「ディフェンスケミカル(防御化学物質)」の一種であり、しばしばネ...(続きを読む)
科学

大豆油や肉類から高濃度検出:PAHs由来の発がん性物質をより正確に検出可能に

焼いた肉や燻製食品、加工食品など、私たちが日常的に口にしている食品の中には、発がん性が懸念される化学物質が微量ながら含まれている可能性があります。 特に高温で調理された食品では、「PAHs(多環芳香族炭化水素)」と呼ばれる化合物が生成される...(続きを読む)
科学

「ジャンクフード脳」は元に戻るのか:高脂肪・高糖質食の中止が記憶・行動に与える影響

高脂肪・高糖質(HFHS)食は、肥満や糖尿病などの代謝疾患を引き起こすだけでなく、学習・記憶・気分・動機づけといった脳機能にも深刻な影響を与えることが、近年の研究で明らかになっています。 特に、海馬(学習と記憶を司る脳領域)の萎縮や、記憶課...(続きを読む)
科学

結局、卵は生と加熱のどちらが良いの?:1990年代にルーヴェン大学研究が示した卵論文を読む

卵は「完全栄養食品」として古くから重宝されてきましたが、その栄養がどの程度体内で利用されるかは、調理方法によって大きく変化します。 特に、生卵のタンパク質吸収率は約50%であるのに対し、加熱卵では約90%に達するという大きな差が、ベルギーの...(続きを読む)
科学

幼少期の超加工食品が脳の食欲回路に影響:UCC研究チームが脳と腸の関係を解明

子どもの頃に高脂肪・高糖質のジャンクフードを頻繁に食べていると、その影響は単なる「体重増加」だけでは終わらない可能性があります。 新たな研究によって、幼少期の不健康な食事が、脳の食欲制御システムや食行動に長期的な変化を与える可能性が示されま...(続きを読む)
科学

糖質制限は本当に健康的なのか:“低糖質すぎる食事”と死亡リスクの関係を追跡した大規模研究

「糖質制限」と言えば、ここ十数年で世界的に広まった食事法のひとつです。   ご飯やパン、麺類などの炭水化物を減らすことで体重減少を目指す方法であり、日本でもダイエットや血糖管理を目的として実践する人が増えています。 しかし、極端に炭水化物を...(続きを読む)
科学

超加工食品と“食の欧米化”は大腸がんリスクを高めるのか:メタ分析が示したがんとのリスク

以前の研究まとめでも何度か紹介しましたが、近年、世界中で「若年性大腸がん(Early-Onset Colorectal Cancer: EOCRC)」の増加が大きな問題となっています。 従来、大腸がんは中高年に多い病気と考えられてきました。...(続きを読む)
科学

果糖入り飲料はなぜ危険視されるのか? ヒト対象の介入試験で示された内臓脂肪増加との関係

清涼飲料水やスポーツドリンク、加工食品などには、砂糖として「果糖(フルクトース)」や「ブドウ糖(グルコース)」が多く含まれています。  一般的には、どちらも単なる“糖分”として扱われることが少なくありません。 しかし近年では、「糖の量」だけ...(続きを読む)
科学

卵を食べる人はアルツハイマー病になりにくい? 約4万人を追跡した最新研究

卵を食べる習慣が、将来的なアルツハイマー病リスクの低下と関連している可能性が、新たな大規模研究によって示されました。 アメリカで実施された長期追跡研究では、卵を頻繁に食べる人ほど、アルツハイマー病と診断される割合が低い傾向が確認され、特に週...(続きを読む)
科学

超加工食品は心臓病と早期死亡リスクを高める? 欧州心臓専門家らが警鐘

現代の食生活では、手軽さや保存性を重視した「超加工食品(UPFs:Ultra-Processed Foods)」が急速に広がっています。 冷凍食品、スナック菓子、加工肉、甘味飲料、インスタント食品など、多くの製品が私たちの日常に深く入り込ん...(続きを読む)
科学

「老化は短期間で変化する」:食事介入で生物学的年齢が低下した研究を解説

加齢は避けられない自然現象ですが、近年では「老化のスピードは生活習慣によって変化する可能性がある」という考え方が注目されています。 特に、食事・運動・睡眠などの習慣が、身体機能の老化に大きく関わることが分かってきました。 そうした中、オース...(続きを読む)
科学

逆ヴィーガンやカーニボアダイエット:肉だけの食事は本当に健康的なのか?

近年、肉や魚、卵などの動物性食品のみを摂取する「カーニボアダイエット」が注目を集めています。 極端な例としては逆ヴィーガンとも呼ばれる、動物性食品のみを摂取する食事法もあります。  これらのような動物性の食品に偏った食事法は、体重減少や血糖...(続きを読む)
科学

認知症リスクにも関係か:超加工食品と脳の注意力低下の関連を探る

現代の食生活において、手軽で便利な「超加工食品(Ultra-Processed Foods)」は欠かせない存在となっています。 しかし最新の研究により、これらの食品が脳の健康、とりわけ集中力や認知症リスクに静かに影響を及ぼしている可能性が示...(続きを読む)
科学

オメガ脂肪酸は万能ではない:サプリ由来のEPAが脳血管回復を阻害する可能性

魚油に含まれるオメガ3脂肪酸は、長年にわたり「脳に良い栄養素」として広く推奨されてきました。 しかし、最新の研究では、軽度の脳損傷を繰り返した場合など特定の状況において、魚油に含まれるEPAが脳の回復をむしろ妨げる可能性があることが示されま...(続きを読む)
科学

加工肉は危険でも未加工肉は有益?──最新研究が示す肉食と認知症の複雑な関係

肉の摂取と認知症リスクの関係については、これまで「特に加工肉はリスクを高める」とする研究が多く報告されてきました。 しかし、スウェーデンのカロリンスカ研究所および、ストックホルム大学の研究チームが発表した最新の研究では、APOE4遺伝子を持...(続きを読む)
科学

食べ物がメンタルを変える──超加工食品と精神疾患の科学的エビデンス

近年、超加工食品(ultraprocessed foods)が肥満や糖尿病などの身体疾患だけでなく、精神的健康にも影響を及ぼす可能性が指摘されています。  特に、うつ病や不安症状といった一般的な精神疾患との関連については、複数の研究で一貫し...(続きを読む)
科学

超加工食品を減らすだけで老化は変わる?最新研究が示す“健康寿命”への影響

近年、食生活の変化とともに健康問題との関連が注目されている超加工食品ですが、その摂取量を減らすだけで、高齢者の代謝機能や体重、炎症状態にまで改善が見られる可能性が示されました。  特に注目すべき点は、厳しいカロリー制限や運動の強化を行わなく...(続きを読む)
科学

食事の質が心の健康を左右する──思春期における最新エビデンス

思春期の食事内容は、これまで考えられていた以上にメンタルヘルスに深く関与している可能性があります。 最新の系統的レビューでは、食事の質が高い若者ほど抑うつ症状が少なく、逆に質の低い食事は心理的苦痛の増加と関連する傾向が確認されました。  ま...(続きを読む)
科学

食事でここまで変わる?クローン病患者の症状改善を示した短期ダイエット研究

クローン病は慢性的な炎症を伴う難治性疾患であり、食事との関係が指摘されながらも、科学的根拠に基づいた明確な指針はこれまでほとんど存在していませんでした。 しかし今回、アメリカのスタンフォード大学を中心とした研究チームによって、月に5日間のカ...(続きを読む)
科学

海外で取り上げられた日本発の食習慣──ハラハチブ

近年、日本発の食習慣「腹八分」が海外メディアで注目を集めています。  特に、かつての沖縄など長寿地域のライフスタイルや健康習慣を特集する文脈において、この考え方は重要な要素の一つとして取り上げられています。 今回は研究の要約ではなく、海外メ...(続きを読む)
科学

食事と脳の老化の関係:MINDダイエットと脳構造変化の長期研究

加齢に伴う脳の萎縮や認知機能の低下は避けられないものと考えられてきましたが、近年では生活習慣、とりわけ食事がその進行に影響する可能性が注目されています。 なかでも、地中海食と高血圧予防食を組み合わせた「MINDダイエット」は、認知症予防との...(続きを読む)
科学

低炭水化物食VS低糖質食──どちらが血糖コントロールに優れているのか?

血糖値の管理は、体重コントロールや生活習慣病の予防において極めて重要なテーマです。 近年、食事法として注目されているのが「低炭水化物食(ローカーボダイエット)」と「低糖質食(ローシュガーダイエット)」です。  これらは似ているようで本質的に...(続きを読む)
科学

余分なアンモニアが腫瘍の増殖に関与──たんぱく質摂取量減と肝がんの進行遅延

肝臓がんは世界的に死亡率が高いがんの一つですが、新しい研究によって食事中のたんぱく質量を減らすだけで腫瘍の成長を遅らせられる可能性が示されました。  研究では、肝臓がアンモニアを適切に処理できない状態にある場合、体内に蓄積したアンモニアが腫...(続きを読む)
科学

クローン病改善に食事時間の制限が有望── 食生活の改善が炎症・病状・体構成に好影響

クローン病患者の治療において、「食事内容だけでなく、食べる時間帯そのものが病態に影響する可能性がある」という新しい視点が、最近の臨床研究で示されました。 アメリカ・Crohn’s & Colitis Foundationの支援を受けて実施さ...(続きを読む)
科学

ストレス時の砂糖摂取が、うつ病態悪化と認知機能の障害に関与することが示唆

甘いものを食べると気分が落ち着く、と感じる人は少なくありませんが、ストレス状態での砂糖(ショ糖)摂取がうつ病態にどのように影響を与えるのかについては、十分に理解されていませんでした。  2025年12月に発表された藤田医科大学らによる研究か...(続きを読む)
雑記

一週間のジャンクフードで肌年齢が5歳老化──韓国の皮膚科医が実践【元動画あり】

韓国の皮膚科専門医であるイ・スンジュ医師が、自身の YouTube チャンネルで大胆な実験を行いました。 その内容は、普段患者に「避けるべき」と指導している 砂糖・脂質・精製炭水化物・加工食品を、あえて 1週間だけ徹底的に食べ続けるというも...(続きを読む)
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