科学 鮮やかな顔料から世界を終わらせる終末兵器まで~コバルト~ コバルトという名前はドイツに伝わる山の精“コボルト”に由来します。 その昔、ドイツの鉱夫たちがコバルトから銀を取り出そうとしました。 しかしいくらやっても思うような結果にならなかったため、これは山の妖精であるコボルトの仕業だと考えた... 2022.07.29 科学
芸術 エル・グレコによる聖書の一幕〜キリストの洗礼〜 今回は聖書の一場面“キリストの洗礼”をテーマにした絵画の紹介です。 ヨルダン川で人々に善と正義の教えを説いていたヨハネ。 教えとともに洗礼を施す彼の前に、群衆に紛れてキリストも洗礼を受けにきました。 ヨハネ(または代理人)によっ... 2022.07.28 芸術
教育 男と女と同じようにつくられてはいない。~エミールより~ 前回記事 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つかもしれない言葉を抜粋して紹介していきます。 “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめて... 2022.07.27 教育文学
生物 暁のオタマジャクシ〜エオギリヌス〜 石炭紀は両生類の多様化と共に、その一部が爬虫類の原型となっていった時代でもあります。 陸上では大気中の酸素を効率的にエネルギー化することに成功し、体を大きくしたり空を飛ぶ昆虫類が勢力を伸ばします。 一方、沼地や海など水棲生物も陸地と... 2022.07.26 生物
宗教 【記事まとめ】キルケゴール&ヤスパース ヘーゲル以降、実存主義の発展に大きく貢献したショーペンハウアー、キルケゴール、ヤスパース。 この記事ではそれら三人のうち、後者二人についての記事へアクセスしやすいようまとめていきます。 記事の概要も一言で紹介しているので、気になった... 2022.07.25 宗教
雑記 愛しながらの戦い~ヤスパース③~ の続き…。 前回までの記事にてヤスパースの人生についてまとめていきました。 父の教育理念やゲルトルートとの出会い、社会情勢による苦悩など彼の思考に大きく影響を与えた出来事が書いてあります。 今回の記事では彼の実存主義と言われる哲... 2022.07.25 雑記
哲学 妻が強制収容所に送られたら私も共に死のう~ヤスパース②~ 前回記事ではヤスパースの生い立ちと教育と、彼がどのような思想のもとで育ってきたのかについて書いていきました。 今回はヤスパース自身のストーリーについて触れ、彼がどのように哲学の世界に入っていったのかをまとめていきます。 医学の道... 2022.07.24 哲学
科学 生物の一部・文明の発展人体の必須元素…~鉄~ 鉄は地球を構成する物質のうちおよそ34.6%(重さ)を占め、総重量で計った場合最も重い元素です。 宇宙では9番目に多く恒星の核融合による最後の終着点が鉄となっています。 他の金属と比べて強度が高く加工しやすいことから、世界の金属生... 2022.07.23 科学
哲学 子どもの模範となり、押し付けはしない~ヤスパース①~ キルケゴールの実存主義に大きな影響を受けた人物がいます。 ドイツの哲学者カール・ヤスパースです。 政治評論家としての一面も持ち合わせた彼は、第二次世界大戦時のユダヤ人迫害など社会的な情勢も踏まえた上で実存主義を確固たるものにしていき... 2022.07.22 哲学教育
芸術 銀貨を得ることの正当性を主張した絵〜貢の銭(みつぎのぜに)〜 今回はマタイによる福音書の記されたペトロの物語をテーマとした絵についての紹介です。 若くして亡くなった巨匠マザッチョが描いた税にまつわる絵画について触れていこうと思います。 まずはマザッチョの軽い紹介から始めます。 マザッ... 2022.07.22 芸術
科学 乾電池の主役~マンガン~ 銀白色の金属であるマンガン。 鉄の次に広く分布する重金属(比重が4以上)です。 単体としては産出はせず、軟マンガン鉱や菱マンガン鉱などとして産出します。 菱マンガン鉱(MnCO3) 主に合金や電池に使われることが多... 2022.07.21 科学
雑記 【ドラム】FF7より“更に闘う者達” 今回はFF7より「更に闘う者達」です!作品は未プレイですが曲はとても好きです✨左下に主人公っぽいのを入れておきました🤗 #更に戦う者達 #ドラム #音楽 #FF7 pic.twitter.com/iJ5J8ujKnY— KTAG (@kin... 2022.07.20 雑記
文学 孤独な時間を楽しもう~徒然草~【第七十五段】 第七十五段 つれづれわぶる人は、いかなる心ならん。 やることがなく暇な人というのは、どんな気持ちなのだろう。 まぎるゝ方なく、たゞひとりあるのみこそよけれ。 心が乱されることなく、ただ一人でいることは良いものだ。 世に従へば、心、... 2022.07.20 文学
教育 人生には他にも楽しみはある。~エミールより~ 前回記 この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つかもしれない言葉を抜粋して紹介していきます。 “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめてい... 2022.07.19 教育文学
生物 石炭紀に存在した太古のG〜プロトファスマとアプソロブラッティナ〜 今回からテーマは石炭紀に移行! アーケオプテリスをはじめとする植物が森を形成したことによって、翅(はね)を持つ昆虫やムカデのような多足類が地上に多く現れた時代です。 また年間を通して高温多湿な気候だったその時代、昆虫を狙う両生類や爬... 2022.07.18 生物
哲学 本来の個性を取り戻す三段階~キルケゴール③~ 前回の記事では、人間が機械の部品のように過ごし個性が失われた状態で生きることを“絶望”と言いました。 ではどうすれば個性に溢れ、他の誰でもない自分を取り戻すことができるのか…。 それは実存の三段階をもって克服できるとキルケゴールは考... 2022.07.17 哲学
哲学 人間は本来、他の誰とも違う個性を持っている~キルケゴール②~ の続き…。 前回の記事ではキルケゴールの思想に入る前に、彼の生い立ちから見ていきました。 厳しい教育を受けて育つ中、あるとき父が犯した罪の告白で荒み、再び自分を取り戻すも最後は孤独に生きた人生を歩んだキルケゴール。 今回からはそ... 2022.07.16 哲学
哲学 大地震~キルケゴール①~ 今回からフォーカスしていくのは実存主義の第一人者セーレン・キルケゴールです。 ヘーゲルが考えた"多様な考え方を擦り合せることで、いずれは真理にたどり着ける"という哲学観に影響され、独自の考え方を見出した人物です。 この記事では彼... 2022.07.15 哲学
文学 お金を使わないならば、金持ちも貧乏も同じだろう~徒然草~【第二百十七段】 第二百十七段 或大福長者の云はく、「人は、万をさしおきて、ひたふるに徳をつくべきなり。貧しくては、生けるかひなし。富めるのみを人とす。 ある大金持ちが言うには、「何をさしおいても、ひたすら金(富)を儲けるべきだ。貧しくては生きる意味がない。... 2022.07.14 文学
芸術 英雄視される地獄の支配者~ベルゼブブを呼ぶサタン~ 聖書において高位に存在していた大天使ルシフェル。 神が自分よりも人に対して愛を持って接していたことによる嫉妬や、自らの傲慢から神に叛逆したとされています。 神に背いたルシフェルはミカエルとの戦いの末地獄へ堕ち、サタンとして悪魔たちを... 2022.07.13 芸術
宗教 悪魔を出し抜いた聖人の絵~聖人と悪魔~ 神に背き地獄に堕ち、地獄の支配者となったサタン(ヘブライ語で敵対者の意)。 キリスト教における悪魔は、このサタンの下に集う堕天使を指します。 サタンや悪魔たちは人を7つの大罪に誘惑する存在として忌み嫌われています。 今回はそんな... 2022.07.12 宗教芸術
文学 勝負ごとを持ち出すのは金持ちのする遊びではない。~エミールより~ この記事では、ジャン・ジャック・ルソーが著した“エミール”から、子育てや生活に役立つかもしれない言葉を抜粋して紹介していきます。 “子どもは子どもの教育が必要である”と考えたルソーの考えを、1記事に3つずつまとめていきます。 ... 2022.07.12 文学
芸術 ブリューゲルの風景画~雪中の狩人~ 今回紹介するのはブリューゲルが描いた風景画“雪中の狩人”です。 それまでの認識では、風景画は宗教画や神話画の背景でしかありませんでした。 16世紀に入り、ようやく風景画というジャンルが確立されます。 そんな中でブリューゲル... 2022.07.11 芸術
生物 サメの起源に迫るデボン紀の魚類〜クラドセラケ〜 ウツボやシャチと並んで海のギャングと称されるサメ。 サメを題材に多くの映画が作られるほど人気の動物ですが、その起源は約4億年も前の古生代(デボン紀)の生物"クラドセラケ"に見られます。 クラドセラケ クラドケラセは初期の軟骨... 2022.07.10 生物
科学 ある元素を別の元素に変換する不思議な膜 元素の変換についての研究 今回は現在三菱重工が実用化に向けて研究中の“ある元素を別の元素に変換する技術”についての話です。 現在私たちの身の回りの元素を意図的に別の元素に変換するには、莫大なエネルギーが必要だったり相応のリスクがつき... 2022.07.09 科学