幾何学の父~エウクレイデス~

歴史
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エウクレイデス(紀元前3世紀頃)

エウクレイデス(英語名:ユークリッド)プトレマイオス1世のがエジプトを治める時代に活動したと言われる数学者です。

 

実在した人物なのかは謎で、彼が残した功績は何らかの集団の連名による成果であるとも言われています。

 

いずれにしろ彼の功績は、後の数学を始めとするあらゆる分野や人物達に多大な影響を与えたことは間違いありません。

 

今回はそんなエウクレイデスについての記事です。

 

エウクレイデス最大の功績は、それまでバラバラだった数学をひとつにまとめ上げたことがあります。

 

この数学の集大成は“原論”という題の論文にまとめられ、発刊以降2000年以上も数学(主に幾何学)の教科書として使われて続けた名著です。

ユークリッド原論の断片

存在が疑われているエウクレイデスですが、アレクサンドリアに同じ名前の天才的な数学者が教鞭を執っていたことは確かでした。

 

プトレマイオスとエウクレイデス

後にアルキメデスの著書にエウクレイデスとプトレマイオス一世のやり取りが記されています。

プトレマイオス1世

プトレマイオス「幾何学を学ぶのに“原論”よりも早く学べる方法はあるのか?」

 

エウクレイデス「幾何学に王道はありません。」

彼の思想や人柄を印象付けるための創作の可能性もありますが、エウクレイデスがまとめ上げた幾何学が如何に完成されたものだったのかを物語るエピソードです。

 

幾何学とは…?

幾何学は、図形や空間の性質について研究する分野です。

 

発祥はエジプトと言われています。

 

毎年、雨季になるとナイル川が氾濫を起こし、一帯が全て洗い流されてしまいます。

 

氾濫後には土地の区分を元通りに測り直す必要があるため、測量技術が発達していった歴史があります。

 

この測量技術を基盤に、図や空間を追求する幾何学が生まれていったのです。

ちなみに毎年決まって氾濫を起こすナイル川周辺にエジプト人が住み続けた理由は、生きるために必要な作物が良く育ったからです。

 

川の氾濫とともに上流から肥沃な土壌が運ばれてくるため、下流での農業は他の土地と比べて豊か実りをもたらしたのです。

 

ピタゴラスより早い三平方の定理

測量技術が発達すると、縄張り師が現れます。

 

彼らは縄の結び目の数を3:4:5の割合で作り、正確に直角を図り土地を測っていたそうです。

現在では三平方の定理として知られていますが、これはピタゴラス教団がこの定理を発見するよりも遥か昔の出来事でした。

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